劉 燕子講師のページ
燕のたより(劉 燕子講師のコラム)
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劉 燕子(リュウ・イェンズ)
関西大学非常勤講師(中国語)
桜美林大学北東アジア総合研究所研究員
作家、翻訳家。
日本語と中国語の雑誌『藍Blue』を発刊するも。中国国内で発禁処分に。廖 亦武(リャオ・イウ)著
『中国低層訪談録』、劉 震雲(リュウ・チェンユイン)著『』ケータイ、『温故知新一九四二』など翻訳多数。
現在中国の梅井知識人たちをインタビューしたドキュメントを執筆中。
市民サロン「燕のたより」のご案内
2013年4月13日(土) 午後5時半より、「喻尘先生を囲む会」があります。
2013年2月17日(日)チョルテンジャブさんを囲む会がありました。
「チベット・チベット」のトークとランチの集い。
2012年5月9日 楊海英先生を囲む会のご案内
2012年4月29日 中国の盲目の人権活動家、陳光誠氏について
※参考 陳光誠事件の早期解決の裏にあるお家事情 中国当局は出国させたかった?
日経ビジネス ONLINE
2012年4月28日(土) 午後2時より 神戸市中央区の賀川記念館で講演をしました。
2012年4月14日(土)午後1時より 茉莉・傅・呉先生を囲む会がありました。
2012年3月9日 チベット女流作家オーセルさんの緊急の呼びかけ
圧政はいかに大きくとも、どうか命を大切にしてください。
チベット人抗議焼身自殺のニュースが次々に伝わってきました。既に26人目になっています。このニュースが入るたびに、心が引き裂かれるほど悲しみのどん底に落ちます。
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2012年3月4日 勇敢なチベット作家オーセルさんのこと
春の歩みはおぼつかないながら、次第に春の気配を感じる候になりました。お元気でご活躍のことと存じます。
さて、昨年9月、チベット女流作家のオーセルさんが、国際的に栄誉あるオランダのクラウス王子基金会から「勇敢なチベット人作家」として表彰されたことをご報告しました。受賞理由は「沈黙を強いられ圧政の下に置かれた人々のために勇気をもって声をあげた」ということです。
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2011年 9月13日
ひょうご講座で、講師として、『中国における民主化と民族問題をめぐるジレンマ』
という内容で講義をしました。
2011年10月4日
『中国低層訪談録』の著者の廖亦武(リャオ・イ・ウ)さんが、ドイツで「ショル兄妹賞」を受賞しました。
2011年9月10日
オーセルさんがまたまた国際的な栄誉ある賞を受賞しました。
オランダのクラウス王子基金会から「勇敢なチベット人作家」として表彰されました。
2010年12月10日午前7時頃に『NHK おはよう日本』で、劉 暁波氏のノーベル平和賞受賞の
報道と合わせて、劉 燕子講師が、特集として取り上げられました。
平成23年1月に 監修と解説をされた、新刊が出版されました。
集広舎のホームページに、燕のたより というコラムや、
新たに、『殺劫──チベットの文化大革命』の原著者であるツェリン・オーセル(唯色)氏
の日本語訳コラムがスタートしました。この日本語訳コラムの翻訳も担当しています。
劉 燕子 講師からのお知らせ
(2011年)1月に私が監修・解説した王力雄『私の西域、君の東トルキスタン』が出版されました。
その中では、新疆ウイグル自治区において民族間の憎悪が出口のない状況に陥
り、さらには「パレスチナ化」に至ろうとしているという警鐘が鳴らされています。
これは、王氏が獄中で出会ったウイグル人青年との交流を軸にするもので、ウイグル
人の本音が表れています。とても貴重で、しかも今日的な課題に応える書です。2009
年7月に新キョウで勃発した大規模な流血事件・暴動はまだ記憶にあることでしょ
う。彼の警鐘は極めて現実性があるものです。なお、このような王氏は劉暁波の畏友
で、中国民族問題や民主化問題の第一人者です。奥様は『殺劫』の著者で、チベット
人のツェリン・オーセルさんです。ご夫婦とも中国の将来の鍵となる人物です。是非
ご注目ください。また、王力雄さんは3月に来日する予定です。王さんは日本の民主
主義にかねてから注目してきました。この機会に日本の知識人や市民と有意義な交流
ができることをとても期待しています。私は微力ながら、少しでも王さんの期待に応
えようと努力してます。是非ともお力添えをお願いします。実は劉暁波さんも日本の
民主主義に関心を向け、私に要請し、私なりに大学や基金会に打診しましたが、何も
具体化できないうちに投獄されてしまいました。とても残念でなりません。ですか
ら、今回の王力雄さんの来日は是非とも実現させたいと思います。
追伸:王力雄さんの本の紹介は、以下の集広舎のHPで読めます。
http://www.shukousha.com/info/item_373.html
また、購入の際は、著者割引になります(3000円プラス送料)。私にご連絡いた
だくか、出版社に、私からの紹介ということで連絡してください。
※3月13日 王力雄さんが来日されました、その読書会が大阪で開催されました。
詳しくは、ここをクリックしてください(PDFファイル)